物置 115:テッカマンブレード 橘猫工業

今回は過去作の改造です。

お題はこいつ。

 

 

 

 

 

テッカマンブレード(偽)

正面から

 

今回はオリジナルのブレードにもっと寄せてみたいと思います。

 

 

ゴール

 

ちょっと全体的に無骨なので手足を延長。

熱めのお湯につけてペンチでつかんでむにゅっとひっぱります。

おなかも少しメタボなんで、いっしょにランニングにでかけてシックスパック目指します。

あと頭が中央1本ヅノなので引っこ抜いて左右2本に変更します。

よし! 頑張ろう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

テッカマンブレード

アップ

ムッキムキ♪

 

・・・

(/ω\) ソンナメデミナイデ

ウソです。改造はしてません<(_ _)>

中国製のキットです。

橘猫工業っていう中国メーカーでここ最近有名になってきました。

私も興味がありました。

通称でオレンジキャットって言うんですが、日本人としては橘に花っていうイメージがなく

   橘 = オレンジ ×

   橘 = グリーン 〇

だと思って永らくグリーンキャットだと勘違い(^^;ハズイ

魔除けの橘とか榊の枝って花ついてないじゃんねぇ。

美少女キットだと最近中国製が増えてきたんですが

   評価は最悪

だそうです。

そんな中、このキットは評価いい。

実際、かなり良かった。少なくとも今の良笑のGSカンパニーさんや長い谷の川さんよりは全然よかった。

ただ原型師さんと金型師さんが有能なのがわかったんだけど、できた金型を扱ってる工場が中国クォリティらしく

   成型不全

で尖った部品の先端が欠けてたりすることがあるらしいです。

これは

 流し込むプラスチックが足りなかった

 流し込む速度が速すぎて空気が抜けなかった

 洗浄が雑で屑がつまった

など様々な理由で発生。経験と丁寧さが必要とされてます。

日本企業が管理してる中国工場だと安心だけど、ガチ中国クオリティだとねぇ(^^;

幸い私のキットは無事でした♪

ただマニュアルに

   ところどころ咬み合わせがキツいから自分でなんとかしろよ

って小さく書いてあるのワロタ( 一一)

なので軸受けは全部軽く棒やすりでクリアランス調整しました。

特に改造とかは考えてなかったのですが、塗装で冒険。

 

ぶっといおみあし

画像ではわかりにくい上に実物でもわかりにくいけど、白はパールにしてみました。

   黒立ち上げ → ピュアホワイト → パールホワイト

で予定してたんですが思ったよりはるかにパールホワイトの白が弱くって

   黒 → ピュア → ピュア → パール → パール

の5度塗り。

黒はクレオスの黒サフ1500なんですが、赤を塗るときにいつも重厚赤を作るときに定番にしてる

   タミヤのメタリックレッド

ではなく少し明るめの

   クレオスのメタリックレッド

を使ってみたところ

   クレオスはくそったれなぐらい色が薄かった

のでクレオス株が急落(-"-)

結局タミヤに戻す・・・ってか上から重ね塗り。

まじでクレオスのメタリックレッドは下地にもならないくらい隠蔽力弱かった。

という流れからのパールだったんですが、タミヤでも

   黒 → 白

はたいへんでした。

結果としては失敗してないんですが、完成に至るまでの工程の長さは計算外でした。

あと面積は少ないんですが黄色を

   キャンディー塗装

にしてみました。

黄色部分はデザイン的に菱形クリスタルっぽいのが採用理由。

わずかにシルバーよりベージュに近いチタンシルバー(脇とランサーに使用)を下地にしてここにクリアオレンジを薄く重ねていく。

垂れないように少しづつやるのが肝。

エアブラシだと5層ぐらい重ねるんだけど、缶スプレーだと塗膜が分厚過ぎて3層が限界でした。

でもしっかりはちみつのようなねっとりとした黄色に仕上がりました。

キットの良さもあって満足な仕上がりになったと思います。

 

アレンジいいよね♪

 

 

 

以上です。