物置 36:ロードアストレイΩ

いろいろありましたw

 

まず本来の予定ではゴールデンウイークなんだから

   ガンダムアストレイ ゴールドフレーム

を作る予定でした。が!

用意したキットが難物。

ちょっと大掛かりな工作も予定してたんだけど、それ以前の問題として

   キットの金色がかなり下品

で塗り直しが必要に。

プランは決まってるんだけどゴールデンウィークに収まりそうにない。

なので別のキットを優先。

そしたらこっちはキットが最高過ぎてベッタベタに手を入れて結局ゴールデンウイークに収まってないっていう(^^;

原作にはまったく思い入れがなかったんだけど、ほれちゃったキットがこちら

 

 

 

 

 

HG ロードアストレイΩ

アップ

王道(ロード)でありながら邪道(アストレイ)。

破壊不能レアメタルΩで装甲されたアストレイシリーズ到達点のひとつです。

 

このキットのすごいところはHGであるということ。

公式のデザイナーさんが最も作ってもらいたいのはMG。

サイズが大きいので、アラがあると目立つ。なので細部までしっかり作りこまれてます。

しかも過去の技術不足が気になるのか、ときどきVer2.0とかってアプデキットが発売されたりします。

そしてHGはコレクション用。

ファン向けの立体物のグッズ扱い。

なので緻密な設定画ではなくアニメ本編ののっぺりとした感じで仕上げてあります。

ぶっちゃけて言うと

   MGは作品

   HGは商品

というのが透けてます。

ところがコレは企業であるバンダイさんのご意向。

そして働いてるデザイナーさんは社の方針に逆らって、こっそり商売度外視キットだしてくることがありますw

鉄血シリーズやAOZシリーズで散見されます。

このロードアストレイはそんな隠れた逸品。

SEED系では珍しい。

ちなみにRGはバンダイさんが

   お前ら!バンダイのすごさ見せつけたれ!

ってお墨付きを出したせいで狂気の沙汰になったブランド。

特にここ数年のRGはパーツの数を見ても

   作る人の事はとりあえず忘れる

という商売人にあるまじき所業w

でもモデラ―にはご馳走♪

 

で、

このロードアストレイの狂気ポイントは色分け。

しかもパーツの合わせ目が出ないようにしながらの離れ業。

以前、HG Zガンダムの時に

   背中の羽の赤が色分けされてなくて興ざめ

という話をしたんですが、こっちは逆に感動。

 

色分け分け

お分かりいただけるだろうか?

太ももは

 白 赤 灰 黒

ふくらはぎは

 白 黒 赤 灰

と、それぞれ4色の多層的な構成。

さらに赤は美しいメタリックワインレッド。

変態である。これを商品にしたヤツは変態である。←褒めてる

ましてやこれはHGである( ゚Д゚)ヤリスギヤロ

もちろんシールによる色分けを受け入れてる部分も若干あるんですが、もとのデザインの良さもあって傑作判定でいいかと。

 

減点ポイントがなくもない。

ひとつはたった一つしかない武装のロードロングソードの色

   本体の灰色と同じ色

で重さが伝わらない。

で、ここはヘビーガンメタリックに塗り直しました。

これは大した手間ではなかったんですが、もう一つの難点が・・・

それは

   ロードロングソード重すぎ問題

 

全体像

わりとしっかりした作りなので直立させる分には問題ないんですが、体幹をねじってかっこよく立たせると重量に負けて垂れて来ます。

これが相当やっかい。

一度、肩や股関節を外して雄雌両方のダボを水性ニスで太らせて関節をきつくしたものの、今度はひじひざが垂れてくる始末(^^;

結局全身バラシて水性ニス強化しました。

全身触りまくったので、エッジ強調のためのパステルがはがれてしまいこれもやり直し orz

本来はここからトップコートしてはがれないようにするんですが、ブログで急いでたのでやってませんでした(/ω\)

えらい手間がかかりました( `ー´)ノヤリトゲタゼ

 

このキットまだギリギリ買えます。

プレミアムバンダイっていう公式通販サイトの限定品なんですが、3次予約受付中です。

3次で終わるキットがほとんどなので最後のチャンスかも?