物置 95:wave パトラクシェ・ミラージュ

さて F.S.S. なんですが

   ファイブスター物語

の略です。

おっさんどもの間では有名な作品ですが、

   作者の気まぐれ

で設定やストーリー(発表済みのものを含む)がガンガン変更されるので考察するのがアホらしい作品です。

 

エルガイムのリブート(過去編:ORIGINシャア編みたいなもん)としてスタート

・まったく予告なく突然、エルガイムを原案としたエルガイムと関係ない別作品といいだす

・9年休んで復活したと思ったら別アニメ(花の詩女ゴティックメード)に合わせて作品全面リニューアル(ロボットの名前がモーターヘッドからゴティックメードに代わるぐらい徹底変更)

 

当然つじつまなどこれっぽちも合ってない。

しかもこれ以降の気まぐれ変更が予告されてる。

真面目にとりあったら負けである。

ストーリーうんぬんは完結を待ちましょう。

およそ50年ぐらい待ったら完結するはずですw

 

ただ登場ロボットが異常にカッコいい。

今回ご紹介するのはこのキット

 

   今回もガラケーすまぬ

 

 

 

 

 

 

wave パトラクシェ・ミラージュ

15年前に発売されたwaveのキットです。

本来F.S.S.のキットはボークスっていうガレージキット屋が模型の版権握ってたんですが販売当時はキャストキットでガレージキット丸出しでした。

当時1体1万~3万ぐらいしてたんですが、クロスミラージュあたりまではほとんど買ってました。

ガレージキットではずいぶん腕を上げさせていただいたものです(^^; トニカクヒドカッタ

で、このキットはwaveさんがガレキをプラモにして販売しなおしたもの。

まず、プラスチックがぼろい。

 

組み立て途中

15年前のしかもバンダイ以外のメーカーである。品質そのものが低い。

そしてはっきりわかるっしょ?

めっちゃ隙間できてはるw

この大きな隙間はUVレジンで埋めたんですが、逆の足の薄い隙間はクリップでしっかり止めて瞬間接着剤で埋めてました。

ところが夏なのでプラスチックが変形、完成時にパックリ割れてました。

うんボロいw

しかも

説明書の頭の部分

信じられるかい?

両側からパクっと合わせて上からフタするだけなんだぜ(/ω\)

マスク部分なんかの繊細なとこも分割されてないいんだぜ。コリャスゲー

しばらく前に紹介した食玩に劣ってるんだぜw

 

で、なんでこの15年前のごみキットに手を出したかというと

   押し入れから発掘された

から(^^;

組み立て前からもう塗装でごまかすしかないのが分かっていたので

   金色にこだわってみる

がテーマに決定。

そこで

   ガンダムマーカー MEPEホロイエロー

である。

このホロシリーズは生半可な偏光塗料よりはるかに虹々になる代わりに下地の影響をモロに受ける(透ける)。

だからメタリックでありながらあくまで黄色であり、金色にはならない。

いや、そもそも金色はメタリック黄土色であってメタリックイエローではない。

そこで下地の色作りにこだわりました。

 黒サーフェーサー

   ↓

 アサヒペン 真鍮メッキ調スプレー

で深い真鍮色(赤銅色)に。

ここからのホロイエローで金色の虹々が実現できました。

 

 

 

 

 

パトラクシェ・ミラージュ

アップ

 

むう・・・ガラケーだとまったく伝わらねぇ(-"-)

いい感じに成功しました♪

ただ欠点もあります。

ガンダムマーカーはアルコール系なのでデカール糊が使えない。

塗膜がドロドロに溶けちゃう。

15年前の水転写デカールは糊が死んでる。

なので別にデカール糊を用意しないと付属のデカールが貼れない。

作戦が必要。

そこでいったん

   水転写デカールをプリンター用のラベルシール(極薄透明)に貼る

という方法を使用。

若干分厚くなるけど、メタリック系だと影響は出にくい。

ここまで準備したのに問題発生。

額の小さいエンブレムはうまくいったのだけど、残念ながら脛に貼る細長いデカールとかが台紙から剥がせなかったのだ。

やはり15年物はダメだね(^^;

とはいえ虹々金色は成功♪

まあ満足。

 

 

 

以上です。

次回はどれ行こうかなあ・・・

実はここ最近、模型を作りまくったので撮影待ちが結構あるのだ。

パトラクシェ・ミラージュもそのひとつだった。

さて鮮度重視でいくか、面白さ優先でいくか・・・悩ましい( 一一)