さて150記事目。
前回のが先週分でこれが今週分。
一応、記念回だったので取り上げたのが思い出のズゴック。
模型がMAX楽しめるきっかけがズゴックという話しをお付き合い頂いたんですが、人生にも大きな影響がありました。
じつは私は多趣味です。
剣道、野球、サッカー、バスケ、硬式テニス、陸上(長距離)、鉄棒、すべて選手だったことがあります。
これに合わせて読書、映像鑑賞、模型が日常に存在し、ズゴック以降模型が本格的になると当然ある問題が発生します。
時間が足りない
まあそだわな(^^;
結果、どんどん睡眠時間が短くなりました。
受験+文筆活動+漫画家+ゲーセン通いとかをやってた高校3年生では
1週間に合計10時間は寝よう
を標語にしなければならないぐらい寝てませんでした。
現在も毎日4時間睡眠です。
そんな小5のズゴックを現在の妄想力でリファインというのが今回の趣旨。
まず設定の吟味。
ズゴックを砂漠で稼働させるのはやはり無理がある。
でも勘違いされがちなのは
水中用MSが水中戦専用ではない
ということ。
水冷式推進システムで水中を移動して敵基地に到達後、
上陸して作戦活動する
機体なのだ。
連邦は惑星内で統一済みの組織なので、海洋汚染も考慮して海中拠点も海中戦力も持っていない。
ミノフスキー環境下で有視界戦が約束された戦場では水中移動が有効と判断したキシリア艦隊(マクベ)の制作である。
水中戦は出来なくもないレベルである。
例えば水中機動中では頭部ミサイルで前方しか攻撃できない。
ガンダムと戦う時も結局足を止めて撃ちあうのが最適解で、
水中戦が想定されてないガンダムより有利
程度にすぎない。
大きな証拠としてバックパックがある。
背中にロケット型のバックパックが装備されているのだが、この位置に装備されていると
高速移動時(うつ伏せ)は背中が水中に浸かっている必要がある
ということ。
つまり水面をボートのように高速で移動するには背泳ぎになる必要がある。
重力下では内部でコクピットを回転させることに意味がないので、水面から水上(上空)を攻撃するには立ち泳ぎか背泳ぎしか選択肢がない(アニメ本編で描写あり)。
以前有名モデラーの方が海面ジオラマでズゴックの航行シーンをやって、背中が完全に水上に出てて
水死体
にしか見えなくて失笑されてたw
というのを踏まえてっと。
いろいろ考えたアレンジズゴックがコチラ
次回侵攻用に用意したペーパープラン
という設定。
かなりの作戦達成率だったにも拘わらずジャブロー攻略失敗となった理由がジムの完成。
降下部隊の陽動で、水中部隊が地下基地に侵入できたにもかかわらず撃退されてしまった原因が
地上部隊と地下部隊の分断
であった。
要塞内戦闘車両には充分に対応できるはずが、ジム部隊に対応するには地下戦力が不足したのだ。
元来ジオンは
新環境には新兵器
という主義で、ジャブローにはアッグなどの新型配備で岩盤の掘削が行われた。
作戦は当たり、侵入には成功したものの施設の制圧に失敗。
つまり制圧ではなく、地上との隔壁等の破壊を優先し
戦力の合流
を目指すべきだったのだ。
ところが本体の地球撤退後の残党には新型開発の余力がなく、ジオンが宇宙で勝利し再びジャブロー攻略に挑むための追加装備を用意するに留まった。
だが結局ジオンが勝利することなく、ペーパープランに留まり残党が実機を用意することもなかった。という妄想(^^;
両腕に装備されているのは切り離し可能の大型ブースター。
岩盤掘削用のパイルバンカーと隔壁破壊用の時限爆弾が内臓されている。
あと
外洋航行用のプロペラントタンクと現地パイロットの要望で腰部アーマーが追加されています。
ジオンが再び制空権を得た際に、ジャブローまで一気に急行し、本体と合流し作戦を遂行できる装備。
戦闘車両による攻撃が下半身に集中しがちという実戦経験が腰アーマーに反映されています。
アーマー以外の装備は隔壁爆破後にはすべて切り離されています。
なかなか上手くまとまったかと♪
今回の制作にはこんなのも役に立っています。
ガンダムブレーカー4ですw
最初、密林のイメージで緑にしたんですが、あまりにも
ザクっぽい
のでボツに(^^;
その後、水中をいろいろ模索した結果、決定稿に。
ところが塗装中に決定稿見てると、ジャブロー原着したズゴックにはプロペラントタンクはもう付いてないことに気が付き、グレーに変更。
まじでガンダムブレーカー4は役に立ち申した(*´▽`*)
現在、円盤版を持ってるんですが、GEOってDL版に買いなおそうとおもいます。
以上です。