小夜鳴鳥をご存知か?
日本に原生してないある鳥の和名です。
ヒントはコレ
海老の死骸でもありません。
夜に美しい声で鳴くので「小夜鳴鳥」。
Night In galen(古英語で歌声)
ナイチンゲールです。
まあ実際には「チチチッ♪ ピピピッ♪」って綺麗な声と同じぐらいの頻度で「ジジジ ギギギ」っていうノイズ音でも鳴くんですけどね(^^;
ってかデケェな! おい!
腰パーツだけでこのサイズである。
同じ1/144の赤枠君がちょっと緊張しておるわいw
キット入手しました。
さあ作ろうと思ってメタリックレッドに塗ろうとする直前に、ふと手が止まりました。
「そいや、よそ様の作例みてもナイチンゲールって赤しか見たことないな」
いや!ホントにみんな「綺麗な赤に塗りましたコンテスト」に参加してるかのように赤の美しさを競ってます。
赤の世界においらの居場所ないんじゃね?
と思い、違う色にすることにしました。
散々悩んで(2日悩んだ)
小夜鳴鳥に塗ろう
という結論に。
この鳥はあまり美しさで褒められることのない鳥ですが、個人的には好きです。
全体的にアイボリー系のくすんだ白に、頭から背中にかけて茶褐色っていうツートンカラー。
スズメの白が多い感じって言えば伝わるかな?(ちなみに一番好きな鳥はスズメである♪)
白いロールケーキに上からココアパウダーを振りかけた感じって言えばいいかな?
とりあえず方針は決まりました。
でもここから長かった・・・ orz ジゴクダッタ
まず、白く塗らないといけないのだけど、濃い赤のキットを白に塗るのが結構難しいのだ。透けるからね。
いろいろ調べた結果、今年2月に水性の下地剤(サーフェイサー)が発売になっていて、匂いが少ないらしいことを突き止めました。
コミセンで作業しない前提なら「水性塗料の匂いぐらいならベランダで塗ってもええやろ」っていう覚悟をして近所の模型店を回ることに。
無かった(-"-) 普段行かないラジコン専門店とか鉄道模型専門店まで回ったけど無い。
ネットでは簡単に見つかるのに近所にない。丸1日、車で走り回ったけど無い。
あきらめてネットで通販(^^; 最初からこうすりゃよかったぜ。
・・・そう思ってた時期が私にもありました・・・
注文から5日目にメールが届く。
現在、注文が殺到しておりお時間を頂いております
発送までに1日~20日かかります
はぁ? 待たせ過ぎじゃろ?
いくら何でも10日はかかるまいと思ってましたが、届いたのは15日後でしたorz
それが木曜日のこと。
ところが大雨が降っていたので作業できず。
水性塗料は湿気に弱いのだ。
そして金曜日。
じつは会社から有給を取るように言い渡されて、久々の4連休開始。
・・・いやぁ・・・夢のような充実した4日間でした(*´▽`*)
金曜早朝、金曜夕方、金曜深夜と3回に分けてベランダでサーフェイサーを重ね塗り。
完全に乾かないと
新しい塗料が前の塗料を融かす
ので重ね塗りの意味がなくなっちゃうのだ。
そうすると時間が余る。 ので動画とか見ちゃうわけですよ。
そして塗り終わった深夜に水性塗料の有機溶剤にやられた頭で見ちゃいけない動画を見てしまいました。
土曜日発売のRG Hi-νガンダムの紹介動画である。
ん~ 昼まで時間はあるよな・・・
気が付いたら朝6時に電気屋の玄関に並んでました(^^;
無事、ゲト♪
Hi-νを眺めながらナイチンゲールを作るっていう不思議w
起きて御飯食べてナイチンゲール塗って寝るっていう幸せルーチン(*´▽`*)
そして組み立ててシール貼ってやっと完成。
それがこちら、
いろいろ悩んだんですが、小夜鳴鳥っぽい茶色は
肘と膝のシーリング(布っぽいカバー)パーツをパステルで仕上げました。
ピンボケ写真スマヌ。
もっと頭近辺に大胆なチークをいれようと思っていたんですが、股間の長く突き出した部分とのバランスが悪くなるので諦めました。
でも逆にいいアクセントになったのん。
正解だったと思うのん♪
いやぁ・・・それにしてもデカかった・・・
水性サーフェイサー(缶スプレー) 3本
ガンダムマーカー(ニューホワイト) 5本
エアブラシ用エア缶(420ml:大サイズ) 3本
覚悟して臨んだけど大変だったよ。
あと、お気に入りポイントは
きれいにまとまってるでしょ♪
さて次の戦いがすでに始まってるっていう(^^;
なんというかHi-νの色が決まらない。
ナイチンゲールをHi-ν有りきで塗ってないので、並べて飾るのならHi-νを白+青のままにはできない。
Hi-νが鳥の名前なら悩まなくって済んだのにw
以上です。